差金決済とは


外貨預金の場合は1万ドルを買おうとすると、1ドル110円の場合なら、110万円が必要になります。

FXであれば、証拠金を5万円程度預けておきますと、1万ドル(110万円)の取引が可能になります。これは、前にも説明しましたとおり、FXが「売りと買いの差額(差金)しか決済しない」という特徴を持っているからです。

たとえば5万円を預け、100万円分の信用取引口座を用意してもらい、その金額で5000ドルを勝ったとしましょう。(1ドル110円とすると、55万円分使った事になります)こうしてドルを買う事を「ドル円で、5000ドルの買いポジションを持つ」と言います。(「ドル円で」というのは、通貨の組み合わせです。

ドルとユーロの組み合わせなどもあります。また、買いポジションというのは、「買っている状態」という意味です。現金で1万ドルを持っている訳ではないので、「買っている状態」と言います)この5000ドルの買いポジションを持った後、1ドルが112円になったとします。

すると、5000ドル×112円=56万円です。持っている資産(買いポジション)が、ドル円の変動によって、1万円の利益を生みました。ここで満足してドルを売ることで、買いポジションを解除し、「56万円ー55万円=1万円」という、差額1万円が振り込まれるのです。

FXにおけるリスクその2


FXをする上でもっとも恐ろしいリスクはインターネット回線が使えなくなる事でしょう。

サーバーやインターネットサービスプロバイダのメンテナンス・トラブルなどもそうですが、自分のミスでパソコンや取引端末が使えなくなるのが一番痛いでしょう。

取引ができない間に為替が動いて大幅な損失がでる、すこし大げさに言いましたが可能性があるのは間違いありません。少なくとも取引をしたいタイミングから遅れてしまうという可能性はあります。

こればかりはある程度覚悟をしておくしかないでしょうか。また、取引をしている証券会社が倒産してしまうというのもリスクですね。

2005年の法改正のおかげで、危ない業者はかなり一掃されましたが、それでもゼロではありません。なるべくなら大手で安定した、歴史の長い会社で口座を開いておきたいところですね。

一部のシステムリスク以外は、どれも普段から少し注意するだけでかなり避けられる事です。

こういったリスクがある事をふまえた上で行動するのが理想です。日々、対策を打っておきましょう。取引通貨を選ぶ事も証券会社を選ぶ事も戦略の一つです、場合によっては取引口座を変える事なども十分に考えておきましょう。

株との違い


FXと株ではかなり取引の特徴が変わります。

株に比べると変動が緩やかと言う事や取引時間に制限があるかないかなど、あげていけばさまざまでしょう。まず、株式投資の場合は市場が開いている時間が決まっています。

リアルタイムで取引をするためには、会社を休むか休憩時間かにしか取引が出来ません。対して、FXの場合は24時間オープンですから、例えば会社から帰った後でも、リアルタイムの取引が出来るのです。

市場の値動きや流動性という点で言えば、値動き(値段の動きの激しさ)は、株の方が遥かに上です。一年に倍になる事もあれば、半分以下になる事も株ならであの楽しさと言えます。FXにはそういった楽しみは内でしょう。

FXは穏やかです。一年で倍になるという事も半分になるという事もまずないですが、レバレッジが株投資よりも遥かに効いていますので、小さな値動きでも大きな収益を取りに行く事が可能です。

流動性で言えば、株投資よりも遥かに大きいですから、ストップ安やストップ高で取引が出来ない、というような事はまずありません。

つまりFXでは値動きは激しくないために「5%」上がったら利益確定というような戦略ではまず確定できません。

小さな値動きがある毎に、利益確定をしておきましょう。また手数料が安いですから、長期で保有するよりも、短期で少しずつ利益確定を繰り返すことで、安定した収益につなげていく事ができるでしょう。

ユーロのすすめ


ユーロとアメリカドルの組み合わせユーロドルが、ドル円の次に魅力的です。

この組み合わせだと日本円が入らない取引になりますが、これもFXならではの楽しみ方と言えるのではないでしょうか。

初めてでいきなりユーロドルだとイメージがつかめないと思うのでドル円に飽きたら、というか慣れてきてから、少しずつユーロドルにチャレンジしても遅くは無いと思います。

ユーロとドルの取引量は、ドルと円の取引以上に量が多いですから安定感も抜群になります。

ユーロは将来的にはドルと替わる通貨になると予想されていますから、今後ユーロがどんどん強くなっていくのは予想がつくでしょう。

歴史のまだ浅いユーロですが参加している国の数が多く、力の強い国が多い。これが魅力の一つでもあります。また中東では、石油の決済通貨をドルからユーロへ切り替えるような動きも出ていますから、そうなるとこれからユーロの影響力がもっと強くなっていく事も予想できます。

このユーロドルの場合だと日本円が間に入ってきませんから、円の動きが不安定な時などは、円をあえて外してユーロとドルで取引をすると、投資の成績も安定してくるでしょう。

このような形で戦略的に切り替えを図るなどの方法も積極的に取り入れてはどうでしょうか。

FX入門


FXは、日本語では「外国為替証拠金取引」のことです。簡単に言えば、外貨取引を中心とした資産運用プランです。

このブログではFX入門ということで、FX初心者向けにFXの魅力や株取引との違いについて説明して行きたいと思います。

FXは小額の投資で簡単に始められるということが挙げられます。株取引だと自己資金として最低でも数十万円は必要ですが、FXでは1万円から始めることができる場合があります。(一般には10万円くらいです)

少ない資金で大きな取引ができるということで、資金運用の入門としては株より手軽かつ簡単で、外貨預金よりは大きく儲けることができるのです。

FXは24時間取引ができるということも挙げられます。

株の場合は取引時間が9時から15時までと決まっていて、その間、PCの複数モニターに張り付いて相場の動きを追い続けるのは、極度の神経の集中を要しますし、何よりも昼に働いているサラリーマンにとっては副業としてやるのは難しいですよね。

時折、勤務時間中に会社のPCで株の相場を見ていてクビになった人の話を聞いたりします。

FXの場合には相場が動くのは日本時間の夕刻と言われており、これだったらFX初心者サラリーマンでも、勤務時間終了と同時にダッシュで帰宅して相場をチェックして売り買いができますし、夜間の突然の相場変動にも対応できます。

一日中PCの前に張り付いている必要は無いのでFX初心者でも楽ですし、資金運用入門としても最適で簡単です。

株との違いをもうひとつ挙げると、取引銘柄がほぼ決まっているので楽だということです。円、米ドル、カナダドル、ユーロなど多くても20種類程度の銘柄に限られます。

FX初心者は、わざわざリスキーな国の通貨に手を出す必要はありません。ドルやユーロなら安心です。

対して株の場合には主要銘柄だけでも相当数にのぼるので、選択が大変ですし当然リスキーな銘柄もあるわけです。

資金運用初心者にとっては、キツい部分が多いのは否定できません。FXでは数種類の銘柄から選んで、相場の変動を見ながら売り買いをして為替差益で儲けることができるのです。

ローリスクで安全な資産運用


FXは株取引に比べて断然楽で、FX初心者にとっても敷居が低い資産運用法であるのですが、そのほか決定的に株と違うのはローリスクが基本にあるということです。

株の場合、昔から良く言われることですが企業の業績が基本にありますから、2007年に多発した偽装表示等の不祥事や、外的・内的要因によって、保有株が一夜にして暴落して大損してしまうことがあります。

対してFX(外国為替証拠金取引)は、外貨の為替取引が基本ですので、もちろん為替相場の下落によって一時的に小額の損をすることはありますが、まさかEUが一夜にして破産するなどということはまずあり得ないことです。

株に比べてローリスク・ローリターンなのです。FX初心者でも安心して取引ができます。

ハイリスクなものはハイリターンなのが世の中の理ですが、もちろんハイリスクを引き受けるだけの経済基盤がある人なら良いのでしょうけど、一般の人は怖過ぎて手を出しかねる面があるかもしれないですね。

さらにFXは為替相場が下がっても利益を出すことができます。株が「買い」という行為からスタートするのに対して、FXは「売り」という行為から入ることができるのが特徴です。

例えば、1ドル=110円で1万ドル(110万円)売ったあとに、1ドル=100円になれば(100万円)、買い戻して10万円の儲けです。

逆に「買い」という行為もありますので、例えば、1ドル=100円で1万ドル(100万円)買ったあとに、1ドル=110円になれば(110万円)、10万円の儲けです。

このように為替相場が上がっても下がっても、利益が出せるというのもFX初心者にとっては安全ポイントと言えるでしょう。

FXは利息でも儲かる


私は資産の一部をドル建てで持っています。普通の外貨預金ですが、日本の無茶苦茶な低金利に比べると利息が断然有利で、為替差益と合わせて1年でちょっとした副収入が出て来ます。

FX(外国為替証拠金取引)は外貨預金や外貨MMFと同じように利息が発生します。

FXの利息はスワップポイントと呼ばれていて、これも日本の定期預金の情けない低金利に比べて有利で、しかも福利で運用することができます。

スワップポイントの相場は通貨によって様々ですが、年利5%くらいはいくようです。FX初心者でも複利で運用すれば長期的には結構な額を稼ぐことができます。

20年前は日本の定期預金でもこのくらいはあったのですが・・・

為替相場が激しく変動する場合は為替差益狙いで短期の取引をし、為替相場があまり変動しない場合はスワップポイント狙いで長期の取引をして稼ぐといった風なように為替相場に応じて対応するというのが、FX初心者向けのテクニックと言えるでしょう。

スワップポイントは毎日受け取れるので、定期的な日銭を稼ぐには最適です。

さらにレバレッジをかけて、自己資金より多くの金額に対してスワップポイントを稼ぐこともできます。

レバレッジの詳細はについては、こちらをご参照ください
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EC%A5%D0%A5%EC%A5%C3%A5%B8

10万円の元資金に対して10倍のレバレッジをかけると、100万円の資金が捻出できますから、これに金利5%をかけると5万円です。

元資金10万円に対しての5万円ですから50%の利息になります。

一種の魔法ですが、こうした取引も可能であるということは、FXの有利な点の一つと言えるでしょう。FX初心者は最初は低いレバレッジから初めて、次第に上げて行くというのがよいと思います。

資産保全のためにFX


2007年問題と言われてきた団塊世代の大量リタイヤで、退職金の有効運用を考えている人は多いと思います。

子供がまだ独り立ちしていない場合には、学費/養育費、さらにはマイホームのローン返済等の使途もあるでしょうが、だぶついている資産を漫然と定期預金にして老後の蓄えにしているのは、少々不安があります。

このブログを書いている現在、原油価格の高騰で物価はじわじわ上がって来ましたし、現在は円高ドル安だからいいものの、為替相場の変動で円安に転じたら、さらに生活は深刻な影響を受けます。

今の時代資産保全の見地から見ても、資産を分散してかつ円以外の様々な外貨で保有しておくことはもはや必須と言えます。

退職金を含めた資産が3千万円あるとしたら、ペイオフを考慮して例えば、円で1千万円、ドルで1千万円、ユーロで1千万円という風に分散しておけば、万が一日本経済が壊滅しても生活して行けますし、外貨預金やFXで資産運用ができます。

FX初心者でもすぐ始められるのが魅力です。FX初心者ならドルとユーロで外貨保有している資産の1割程度を原資として運用するのがよいと思われます。

FXの場合は利子がつくので、それほど夢中になって運用しなくても日々相場をチェックしていて、相場変動が激しくなって来たら売り買いの取引を始めればよいのです。

FX初心者を卒業して慣れて来たら徐々に取り扱い金額を増やして行きましょう。

私も会社をリタイヤしたら、資産を円と外貨で分散して運用し、物価の安いタイかフィリピン辺りでFX生活しようかなぁと考えています。

以上、資産保全としてのFXについてまとめてみました。

主婦にもおすすめ


FX(外国為替証拠金取引)は、少ない資金で始められるリスクの少ない資金運用なので、10万円程度ではじめられるのですから主婦の副業としてもおすすめです。

とはいっても生活のためにやるのでは面白くありませんから、とりあえずブランド靴を買うとか、欲しかったあの服を買うとか、目標を定めて外貨取引を初めてみるということです。FX初心者ならドルかユーロが良いでしょう。

主婦の才能の一つは金の計算に細かいことです。男性なら相場変動なしと考えるような細かい変動に対しても取引できるということです。

専業主婦なら時間はたっぷりあるので、FX初心者があっという間にベテランになることも考えられます。万が一損失を出しても、日々の生活やりくりで補填できちゃうのも主婦の強みでしょう(笑)

手数料や諸経費に細かい主婦の皆さんにもおすすめな理由として、FXは手数料が安いということです。ここでいう手数料とは円と外貨の両替手数料のことですが、例えば円をドルにすると1ドルあたりの往復手数料は外貨預金で2円、外貨MMFで1円に対しFXでは無料〜20銭と非常に低額です。

つまり1万ドル(100万円)を動かしても、2000円程度の手数料です。10万円程度の取引なら、200円ですね。

FX初心者にとっての魅力のひとつは、この手数料の安さにあるんです。わずかな相場変動でも安心して金を動かせますからね。

主婦のお小遣いを増やして消費に貢献するためにも、ぜひトライして欲しいですね。